048-278-5141
受付時間10:00~19:00
※レッスン中は出られない場合があります
048-278-5141
受付時間10:00~19:00
※レッスン中は出られない場合があります
永野ピアノ教室 講師
永野真弓
長野県松本市出身 9月10日生まれ。
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、2005年パリ市立高等音楽院卒業。
その後、ヤマハ特約店サクライ楽器にて講師として8年勤務。
2011年より自宅でピアノ教室を開く。
社団法人全日本指導者協会会員。
中学教諭一種免許、高等学校教諭一種免許(音楽)取得。
動物好き。
実家では犬を飼ってます、以前は太ったトラ猫もいました。
はじめまして。
永野ピアノ教室の永野真弓です。(旧姓:坂本)
ここでは、私のこれまでの半生と、ピアノ教室を始めた経緯を書き綴ります。
私は3歳より、音楽好きの母の勧めで、才能教育(ススキメソード)でピアノを始めました。
優しく子供に寄り添い、沢山褒めて下さる先生。
練習した曲の合格をいただくのを楽しみにしながら通っていました。
母はとても厳しかったので、3歳から音高に入るまで毎日2時間〜6時間、1日も練習を欠かす事は無かったです。
小学4年生、転機が訪れます。
桐朋学園大学の教授で、現在の恩師でもある須田眞美子先生に、松本で初めてレッスンしていただく機会がありました。
子供にも妥協しない厳しいレッスン、「音楽の定義」「ピアノを弾くとはどういうことか」親子共々深く考えさせられました。
その後スズキメソードは卒業して、松本から東京の先生のご自宅までレッスンに通う日々が始まります。
そして、今まで順調に進んでいたピアノが一転…練習してもしても先生の求めるレベルに達しない、ハノン(ピアノ教本)だけでレッスンが終わる日々。
毎日、悔しくて泣きながら…でも絶対先生に認めてもらいたい!と練習していました。
ボロボロに使い古されたハノンは、今でも取り出して弾いています。
そして、5年生の時初めて挑戦した日本クラシック音楽コンクールで2位をいただきました。
この頃から、本気でピアノに向き合い、将来はピアニスト、先生になりたいと思い始めました。
桐朋に受験を決めてからは、毎週末東京に、ソルフェージュとピアノのレッスンに通いはじめました。
睡眠と食事以外は、常にピアノを弾いてる日々。
また高いソルフェージュ力を求められる学校でしたので、こちらも大特訓です。
今でこそ得意なソルフェージュですが、本格的にスタートしたのは小学校4年生のとき。
初見もしてなかったので、子供の頃は譜読みも暗譜も遅い方でした。
この時の教訓を元に、幼児期のソルフェージュは大切!と今ではレッスンに積極的に取り入れてます。
晴れて音高生、夢の一人暮らし!が始まります。
在学中は、海外の音楽セミナーで演奏する機会を多く与えて下さり、視野が広がりました。
大学4年生の時、後の恩師、パリ市立高等音楽院の教授オリヴィエ・ギャルドン先生に、東京でレッスンしていただく機会があり、クラシック音楽の本場、ヨーロッパで学んでみたいという思いが一層強くなります。
ドビュッシー、ラヴェルなどフランス音楽が好きだったこと、大好きなショパンもポーランド出身ではありますが、パリ時代に多くの名曲を残したことから、これらの曲を更に深く勉強したいと思い、フランスに決めました。
正に芸術の都パリ!
美術館で絵画を見て演奏のイマジネーションを広げたり、オペラ座でバレエやオペラを見たり、…音楽は、練習だけが勉強でない、感性を磨くことが大切と教えて下さる先生でした。
ソルフェージュの本場でもあるフランス。
譜読みが速いのは当たり前。試験の課題曲は3週間で仕上げないといけません。
新しい楽譜6冊バンっと譜面台に置かれて、この曲で来月コンクール出てね!と突然言われることも日常茶飯。
夢でうなされる程大変でしたが、イルドフランスコンクールでは1位をいただきました。
独身の時は毎週、地元松本に帰って出張レッスンをしていました。
同時に、東京、埼玉のヤマハ特約店サクライ楽器でも8年講師として勤務し、子供〜シニアまで50名以上指導しました。
定期的に講師研修があるので、先生方と情報交換をし、より良い指導法を研究しました。
レッスンの傍ら、ジョイントコンサートや、ソロリサイタルも開催し、演奏も積極的に取り組んでいます。
レッスンはとても楽しく、日々上達していく生徒さんを見ると、やり甲斐を感じてました。
より近い距離感で、1人1人に合ったレッスンを自由に提案したいと思い、2011年より成増の自宅で教室を始めます。
その後結婚をして、2014年長男を授かったのをきっかけに、ヤマハは退職し自宅のみで教え始めます。
2019年、お隣り和光市の自宅に、防音室完備のレッスン室を作り移転。
この年に、長女も産まれます。
まだ、子供達は8才、3才(2023年現在)と子育ての途中、悩み多き日々ですが、より生徒さんと親御さんのお気持ちに寄り添い、レッスンができる様になったと思います。
振り返ってみると、音楽の世界しか知らない人生。
もしピアノをしてなかったら、どんな人生だったのだろう…と思わないわけではありません。
でも、今の私があるのは、いまは亡き母が3才の時ピアノ教室に連れて行ってくれたから。
「音楽は未来の子供へのプレゼント」
きっと、音楽はお子様の未来を豊かにしてくれます。
私も、そんな未来に少しでも貢献出来たら嬉しいです。