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受付時間10:00~19:00

※レッスン中は出られない場合があります

ソルフェージュとは

ソルフェージュ(フランス語)とは
楽譜の理解を深める「音楽の基礎訓練」

ピアノは、両手の音、リズム、指番号、強弱をつけ、鍵盤の位置を正確に把握して、ペダルも使い、暗譜もします。

楽譜を読むことと、指を動かすことなど、様々な動作を同時にしないといけないので、とても難しそうに感じますよね。だからこそ、ソルフェージュのレッスンが役に立つんです。

ソルフェージュでは、先ず楽譜を正確に読み込む訓練

  • 初見
  • 聴音
  • リズム
  • 新曲視唱
  • 楽典

勉強します。

初見

文字通り、”初めて見る楽譜”をミス無く弾く訓練。初めに、30秒予見をします。音、拍子、テンポ、指番号、音楽用語など正確に読んで、頭の中でメロディーを組み立てます。

初見で鍛えると、普段弾いてる曲の譜読みが早くなります。鍵盤の位置を確認しなくても、楽譜だけを目で追って弾けるようになります。

初見問題 一例

聴音

先生がピアノで弾いた音楽を聴き取って、楽譜にする訓練。単旋律(片手)から始め、二声(両手)、和声と進んでいきます。調性、リズムも正確に書き取ります。書くことによって、音符が確実に速くよめるようになります。

音感がつくと、普段弾いてる曲のメロディーが音名で聴こえるようになり、暗譜が得意になります。また、発表会で緊張しても暗譜が飛びにくくなります。

テレビで流れてる歌、電車の発車メロディーなど全て音名で聴こえて、耳コピ出来るようになります。音感は、幼少期から訓練した方が付きやすいです。

聴音の問題一例

リズム

リズム感のある演奏とは…

♪拍子を感じながら、拍を数えて弾ける
♪強拍弱拍を感じて弾ける
♪最後までテンポが一定で弾ける

リズムは音楽の命、リズム感のある、より良い演奏を目指して訓練します。

子供にとって、リズムの長さは抽象的で掴みにくいもの。そこで導入期は、音符の長さによって大きさが違う積み木を使って、視覚的にリズムの勉強をします。

このように、少し進むと3拍子のリズムを自分で作曲し、手拍子で叩けるようになります。
上の段は右手、下の段は左手で、両手リズムもしてみます。

子供達に大人気の楽器を使ったリズム練習

私のピアノ演奏に合わせて、決められたリズムを叩きます。
曲はクラシックから、好きなアニメ曲までリクエストに応えます。

リズムの問題一例

新曲視唱

楽器の演奏では、よく “歌って弾いて” と指導します。この “歌う” は、実際に声を出して歌うのでは無く、心の中でメロディーを歌うように美しい音で弾く事を指しています。

歌心を育てる事によって、より表現豊かな魅力的な演奏が出来るようになります。
音程を正しく取れるようになると、自然と耳が良くなり聴音も得意になります。

初見と同じように、初めて見る新しい曲を、アカペラで正しい音程、リズムで歌えるように訓練します。

新曲視唱 問題一例

初期は、音階ステップ付きサウンドブロックを使って、視覚的に音程の上がり下りを意識しながら、歌います。

楽典

音楽の基礎的な理論のこと。先ずは音符の読み方、書き方など勉強します。

進むと、ドイツ音名、調性、音楽用語(イタリア語)、音程、和音記号(コード)、なども教えていきます。

お子様は、簡単な聴音、リズム、新曲視唱、楽典が一冊にギュッと詰まったドリルから始めていきます。毎回宿題を出します。音符読みに特化したプリントを印刷して、宿題にする事もあります。

初めは、五線の黒板に、音符の磁石を並べて読み方を分かりやすく教えていきます。